元本確保型ファンド
元本確保型ファンドとは
海外には年利回り約15%〜20%を目標としているにもかかわらず、満期時の元本を確保しているヘッジファンドが存在します。
しかも、元本の確保は、S&P社の信用格付けAAクラス以上の優れた銀行が確保している場合が多く、最近では日本人にも広く知られるようになってきました。
元本確保型ファンドの中には、満期時元本100%確保だけでなく、それ以上のものもあり、過去には150%確保のものも発行されたこともあります。
ただし、元本確保型ファンドのほとんどは、あくまで 『設定された満期時』 に確保されるものですので、満期以前に償還する場合は、運用の結果によっては元本割れする可能性もあります。また、為替リスクもあります。
元本確保型ファンドの仕組み
一般的な元本確保型ファンドの仕組みとしては、投資金額の60-70%程度の金額で元本確保銀行の債券を組み入れ、残りの金額は、金融・商品先物市場などで非常に積極的な運用をおこないます。
そして、購入した債券が設定満期時に投資金額の100%になるため、元本が確保されるという仕組みです。
ほとんどの元本確保型ファンドの運用期間は10〜12年と長期のものが殆どですが、ファンドによっては5年程度のものもあります。
元本確保型ファンドには『早期償還手数料』が設定されているものが多く、この場合、満期前に解約した場合には手数料が控除されます。
ヘッジファンドとは
ヘッジファンドの特徴
ヘッジファンドの特徴の最も魅力的な点は、絶対的なリターンを目標にしており、伝統的市場の動きとは相関関係が低く市場の上げ相場と下げ相場の両方でリターンを追求できるいるところにあります。
ヘッジファンドの歴史は古く、1945年にアルフレッド ジョーンズが創設したものが世界初のヘッジファンドになります。
ヘッジファンドのもともとの目的は、株や債券など伝統的投資手法などとは違い、相場が低迷・逆転した場合でも損失を抑え、下げ相場のときでも一定のリターンを上げる商品は作れないかというニーズから生まれました。
ヘッジという言葉は経済的な損失から保護するという意味があり、ヘッジファンドは、上げ相場と下げ相場の両方の局面でプラスのリターンを出すことを目指す運用手法です。
近年では、数多くのヘッジファンドが存在し、運用の手法も様々です。ほとんどのヘッジファンドはコンピューターによるトレーディングシステムを駆使し、株、債券、為替、商品、不動産、デリバティブなど様々な商品に投資しており、ヘッジをかけながら最大下落率を最小限におさえ、絶対的なリターンを達成することを目標に運用されています。
ヘッジファンドの利点
ヘッジファンドは、絶対的なリターンを追求しますので、正しくヘッジファンドを選択すれば、リスクを最小限に抑えると同時に日本では考えられないような、好いパフォーマンスを追求できます。ヘッジファンド業界は、投資業界のなかでもトップエリートが集中している分野です。近年ヘッジファンド業界での競争は非常に激しく、限られた優秀なファンドマネージャしか生き残れません。
1. 絶対的リターンの追求
2. 上げ相場と下げ相場の両方でリターンを求める運用システム。
3. 様々な投資手法で運用ができる
代替運用ファンド
代替運用ファンド(オルタナティブ投資)とは
代替運用ファンド(オルタナティブ投資)とは、株式、債券等の伝統的な投資対象資産以外への投資、または新しい運用手法による投資のことを指し、ヘッジ・ファンド、不動産を証券化した商品など、株式市場や債券市場の動向に左右されずに収益を求める商品群の総称です。
代表的なものとしては、ヘッジ・ファンドがありますが、その他、既存の生命保険証券に投資したり、英国やヨーロッパの不動産、オーストラリアの商業ローンで投資するファンド等があります。これらの運用は、ヘッジ・ファンドと同じように、株式・債券市場の動きとは関係が少なく運用され、株式・債券の運用を補完する形で用いられています。
代替運用ファンド(オルタナティブ投資)のメリットとデメリット
代替運用ファンド(オルタナティブ投資)は、株式、債券等の伝統的市場の動きとは相関関係が低く、これらの市場動向に左右されませんので、金融資産全体のポートフォリオのバランスを向上させることが可能となります。
特に、株式市場の運用が思わしくないときの、収益獲得の手段として、多くの投資家に支持をされるようになってきています。
ただし、代替運用ファンド(オルタナティブ運用)の種類によっては、運用リスクを判断することが難しいものもあります。また、投資内容に関する情報開示が不十分であったり、すぐに換金できないものや、流動性が低い為に即時に時価評価できないものなども存在します。 |